ロールケーキを作ろうと張り切ってレシピを開いたら、「27×27cmのロールケーキ型」と書いてあって絶望していませんか?
実は身近なクッキングシートを箱型に折るだけで、専用型と全く同じように代用できるんです。
ただし、四隅の補強を怠ると生地が流れ出してオーブン内が大惨事になるので、少しだけ注意が必要です。
この記事では、今すぐ使える代用アイデアと、失敗せずにふわふわのスポンジを焼くコツを紹介します。
まずは結論から見ていきましょう。
PR:当サイトでは広告を掲載しています
【結論】「ロールケーキ型」の代用はクッキングシートの箱折りやオーブン天板でOK!
ロールケーキ型がない時は、クッキングシートの箱折りやオーブンの天板で完璧に代用できます。
専用の浅い型をわざわざ買わなくても、家にあるものだけで綺麗な四角いスポンジ生地が焼けるんです。
今のあなたが作りたいケーキのサイズや、オーブンの種類に合わせて最適な代用品を選んでみてください。
家にあるものを思い浮かべながら、以下の表をチェックしてみてくださいね。
| 代用品名 | おすすめ度 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| クッキングシートの箱折り | ◎(推奨) | 折り紙の要領で好きなサイズの四角い型が作れる。使い捨てで洗い物ゼロ。 | 四隅をホッチキス等でしっかり止めないと、生地の重みで決壊する。 |
| オーブンの付属天板 | ◎(推奨) | 天板に直接クッキングシートを敷いて焼くだけ。一番簡単でダイナミック。 | 天板のサイズが大きすぎると生地が薄くなりすぎる場合がある。 |
| 大きめのバット(ステンレス等) | 〇(可) | 型の代わりとして抜群の安定感。綺麗な長方形に仕上がる。 | 浅すぎると膨らんだ生地が溢れる。オーブン対応か確認が必要。 |
| 卵焼き器・フライパン | △(微妙) | オーブン不要でコンロで焼ける。伊達巻のように手軽に巻ける。 | 厚みが出にくく、本格的なスポンジ生地というよりクレープ風になる。 |
なぜ「ロールケーキ型」は家にあるアイテムで十分に代用できるのか?
ロールケーキ型の役割は、ゆるいスポンジ生地を一定の厚さの四角形に保ったまま熱を通すことだけです。
つまり、オーブンの熱に耐えられて、生地をせき止める浅い「壁」さえあれば、素材はなんだって構わないんですよ。
クッキングシートの箱や金属製の天板は、まさにその条件を満たしている最強の素材なんです。
「でも、紙のクッキングシートだけで生地の重みを支えられるの?」と不安になりますよね。
確かに、ただ折っただけではトロトロの生地を入れた瞬間に側面が倒れてしまいます。
しかし、四隅をホッチキスでカチッと止めるだけで、驚くほど強固な「壁」が生まれるんです。
30cm四方に切ったクッキングシートの四隅をホッチキスで止めると、27×27cmのロールケーキ型の代用品になります。
また、ケーキ型によく使われるスチールやアルミといった素材でなくても、熱伝導の仕組みは同じです。
普段からオーブンの中で高温に晒されている「付属の天板」が、熱に耐えられないわけがありません。
専用の型を買うと、2,000円近くする上に、キッチンの収納場所を無駄に占領してしまいます。
ぶっちゃけ、年に数回しかロールケーキを焼かないなら、使い捨てできるクッキングシートの箱折りが最強のライフハックだと僕は確信しています。
「ロールケーキ型」を身近なアイテムで代用する具体的な作り方
代用型の作り方は拍子抜けするほど簡単で、クッキングシートを折るか、天板にシートを敷き詰めるだけです。
特にクッキングシートの箱折りはサイズを自在に操れるので、一度やり方を覚えると専用型が本気でいらなくなりますよ。
それぞれのアイテムを使った詳しい手順を解説しますね。
クッキングシートを折って「自家製型」を作る(ホッチキス補強必須)
まずは、一番おすすめの「クッキングシートの箱折り」の方法です。
作りたいケーキのサイズよりも、縦横それぞれ5〜6cmほど大きくクッキングシートを切り取ります。
例えば、25×25cmの生地を焼きたいなら、シートは30×30cmにカットします。
切り取ったシートの四辺を、それぞれ2.5〜3cmほどの幅で内側に折り込み、折り目をしっかりつけます。
ここからが最重要ポイントです。
四隅の重なる部分(角)を三角につまんで折り曲げ、その重なった部分をホッチキスでバチンと止めます。
これを四隅すべてで行うと、高さ約3cmの立派な紙の箱が完成します。
さらに強度を上げたい場合は、牛乳パックを高さ3cmの帯状に切り、このクッキングシートの箱の外側に添えてクリップで留めると、絶対に横に広がらない鉄壁の型になりますよ。
オーブンの「付属天板」をそのまま利用するダイナミックな方法
工作するのが面倒くさい!という人は、オーブンに最初からついている「黒い天板」をそのまま型として使ってしまいましょう。
天板の内側に、少し大きめに切ったクッキングシートを敷き詰めるだけで準備完了です。
四隅にはハサミで切り込みを入れておくと、天板の形に合わせてピッタリと敷き詰めることができます。
あとはそこに生地をドバーッと流し込んで平らにならし、オーブンへ直行。
ただし、天板のサイズが30×30cm以上と大きい場合、レシピ通りの分量だと生地が薄くなりすぎて、巻く時に割れやすくなるので注意が必要です。
天板が大きすぎる場合は、生地の分量を1.5倍にするか、片側に生地を寄せ、空いたスペースに丸めたアルミホイルの棒を置いて「せき止め用の壁」を作ると上手くいきます。
少し小さめなら「卵焼き器」や「フライパン」で焼く裏技も
「オーブンすらないけど、どうしてもロールケーキっぽいものが食べたい」という時の最終手段です。
卵焼き器に薄く油をひき、ホットケーキミックスで作った緩めの生地を薄く流し込んで弱火で焼きます。
表面にプツプツと穴が開いてきたら火から下ろし、粗熱を取ります。
そこに生クリームやフルーツを乗せて、伊達巻のようにクルクルと巻けば、ミニサイズのロールケーキ(オムレット風)の完成です。
本格的なフワフワのスポンジにはなりませんが、これはこれでモチモチしていて子供には大ウケしますよ。
ロールケーキ型を代用する際の注意点!絶対にやってはいけないNG行動
代用型を使う際は、オーブンのヒーターへの接触と、四隅の補強忘れを絶対に避けてください。
これを怠ると、せっかくのケーキ作りが生地漏れの大惨事や、火災という危険に繋がります。
僕が過去に泣きを見た体験から、愛のある警告をお伝えします。
クッキングシートの四隅の補強忘れは「生地漏れ大惨事」を招く
「ホッチキスで止めるの面倒だし、ただ折るだけでいけるでしょ」という甘い考えは捨ててください。
スポンジ生地は見た目以上に重みがあり、焼いている途中でさらに膨らみます。
ホッチキスで補強していないクッキングシートの箱は、熱が加わると折り目が緩み、確実に四隅から決壊します。
僕も一度これをやり、オーブンの天板いっぱいに生地が流れ出し、焦げた卵の強烈な匂いがキッチンに充満するという地獄を見ました。
クッキングシートで箱を作る時は、必ず四隅をホッチキスか金属製のクリップでガッチリと固定してください。
クッキングシートを使う時はオーブンの「ヒーター」に絶対触れさせない
クッキングシートは熱に強いですが、オーブンの天井や側面にある赤く熱せられた「ヒーター管」に直接触れると、一瞬で引火します。
特に、シートを大きめに切りすぎて縁がヒーターに近づいてしまうのは非常に危険です。
実際、東京消防庁などの防災ページでも、オーブンシートのヒーター接触による発火事故が繰り返し警告されています。
型を作る時は、オーブンの高さや幅に対して十分な余裕を持たせ、クッキングシートの縁がヒーターに触れないよう、必要以上に高くしないようカットしておきましょう。
誕生日の夜に型がない絶望から「クッキングシート職人」に覚醒した僕の体験
代用アイデアは、追い詰められた時の直感から生まれることが多いです。
あの娘の誕生日の夜、僕は台所でクッキングシートを握りしめて震えていました。
まさかあんな適当な工作が、家族を笑顔にするなんて。
あれは娘が5歳の誕生日を迎えた夜でした。
「今年はイチゴたっぷりのロールケーキを作ってあげる!」と約束し、スポンジの生地をふわっふわに泡立てて、さあ型に流し込むぞという段階になって気付きました。
「あれ、ロールケーキの型って、うちになくない?」
パウンドケーキの型や丸い型はありましたが、四角くて浅い型がどこにもありません。
時計は夜の7時。
今さら買いに行くなんて不可能ですし、せっかく泡立てた生地は時間とともにどんどんしぼんでいきます。
絶望で冷や汗をかきながらキッチンを見渡し、目に止まったのが引き出しの中のクッキングシートでした。
「これでお菓子の箱みたいに折ればいけるんじゃないか?」
僕は急いでシートを切り取り、四辺を折って箱の形を作りました。
しかし、前述した通り、ホッチキスで止めるという知恵がなかったため、生地を流し込んだ瞬間に側面がパタンと倒れ、天板の上に生地がドバッと広がってしまったんです。
「ああっ!終わった!」
焦げ付く卵とバターの匂いの中、僕は泣きそうになりながらホッチキスを引っ張り出し、新しいシートで四隅をバチンバチンと執念で固定しました。
念のため、外側に牛乳パックの切れ端を壁のように添えてクリップで留め、完全武装の自家製型を錬成したんです。
二度目の正直でオーブンに入れ、待つこと15分。
窓から覗くと、手作りの型は一寸の狂いもなく生地をせき止め、見事な黄金色のスポンジが焼き上がっていました。
粗熱を取り、生クリームとイチゴを巻く時のあのフワッとした触感は今でも忘れられません。
完成したロールケーキを見た娘が「パパすごーい!」と頬張ってくれた時の感動といったらもう。
専用の型がなくても、諦めない執念とホッチキスさえあれば最高のケーキは焼けるんです。
僕はあの夜、型への執着を捨て、自由な発想で料理を楽しむクッキングシート職人へと覚醒しました。
いや、本当にあの生地漏れはトラウマレベルに焦りましたけどね(笑)。
「ロールケーキ型」を代用する際のよくある質問
クッキングシートをホッチキスで止めて、オーブンに入れても大丈夫ですか?
クッキングシートをホッチキスで止めて、オーブンに入れても大丈夫ですか?と不安になりますよね。結論から言うと、ホッチキスの芯(金属製)はオーブンの熱で溶けたり燃えたりすることはないので問題ありません。ただし、金属が直接ケーキ生地に触れるのが気になる場合は、シートを外側に折り込んでからホッチキスで止めるように工夫すると安心ですよ。
オーブンの天板に直接クッキングシートを敷く場合、生地が薄くなりませんか?
オーブンの天板サイズが30cm以上ある場合、一般的なレシピの分量(卵3個程度)だと生地が薄くなりすぎて、巻く時にひび割れる原因になります。薄くなりそうな場合は、天板の片側にアルミホイルを棒状に丸めて置き、「せき止め用の壁」を作って焼く面積を狭く調整するのがプロもやっている裏技です。
代用型で焼いたスポンジが、巻く時に割れてしまうのはなぜですか?
代用型に限らず、スポンジが巻く時に割れる最大の原因は「焼きすぎによる水分の蒸発」と「完全に冷ましすぎたこと」です。代用型は金属製の専用型より熱の伝わり方が少し違う場合があるので、焼き色を見ながら焼き時間を微調整してください。また、粗熱が取れたら完全に冷めきる前に、ラップやクッキングシートをふんわり被せて乾燥を防ぐのが綺麗に巻く最大のコツです。
「ロールケーキ型」の代用まとめ
四角いロールケーキ型が手元になくても、クッキングシートやオーブンの天板があれば全く問題ありません。
最後に、代用アイデアのおさらいです。
- 手軽さと自由度を求めるなら、四隅をホッチキスで止めた「クッキングシートの箱折り」が最強。
- 一番簡単でダイナミックに焼くなら、「オーブンの付属天板」をそのまま活用する。
- 少し小さめなら、「大きめのバット」にシートを敷いて焼くのもアリ。
四隅のホッチキス固定とヒーターへの接触という危険さえ回避すれば、誰でも簡単にふわふわのロールケーキ生地が焼けます。
たまにしか作らないお菓子のために、わざわざ専用の型を買う必要はありません。
まずはキッチンにあるクッキングシートで挑戦してみてください。
きっと「なんだ、これで十分じゃん!」と驚くはずですよ。
他にもキッチンで「あれがない!」と焦った時は、以下のまとめ記事で解決策を探してみてくださいね。

