「あ、ページがもうない!」
アイデアが湧き出てきたときや、旅の思い出を書き留めようとした瞬間に気づくあの絶望感、トラベラーズノートを愛用している人なら一度は経験がありますよね。
もちろん本家のリフィルは最高なんですが、買いに行く時間がなかったり、日常の殴り書き用にはちょっとお値段が高かったりするのも事実です。
でも、安心してください。わざわざ文具店に走らなくても、無印良品や100均で買えるノートで完璧に代用できちゃうんです。
ただし、トラベラーズノートはサイズが特殊なので、適当なノートを挟むとカバーから無惨にはみ出してしまい、せっかくのカッコいい外観が台無しになります。
この記事では、僕が数々のノートを試して見つけた「究極のシンデレラフィット代用品」と、自宅でできる裏ワザを大公開。
まずは、どのノートが一番使えるのか、結論から見ていきましょう!
【結論】トラベラーズノートのリフィル代用は「セリア」と「無印良品」が最強!
ぶっちゃけ、この2つを知っていればリフィル難民から永遠に解放されます。
レギュラーサイズなら100均の「セリア」、パスポートサイズなら「無印良品」の店舗に今すぐ駆け込んでください。
あなたの愛用しているサイズに合わせて選べるよう、最強の代用品をリストアップしました。
| 代用品名 | おすすめ度 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| セリアのA5スリムノート(368ページ等) | ◎(推奨) | レギュラーサイズに奇跡のフィット。コスパが狂っているレベルで最強 | 店舗や時期によって在庫が安定せず、見つけにくい |
| 無印良品のパスポートメモ | ◎(推奨) | パスポートサイズにミリ単位で完全一致。紙質もペンを選ばず優秀 | レギュラーサイズに該当する細長い商品はない |
| A4コピー用紙(自作) | 〇(可) | 家にあるもので0円で作れる。失敗を恐れずガシガシ書ける | ホッチキスや糸で綴じる手間がかかり、見た目がチープになる |
| 普通のA5・B6ノート(カット加工) | △(微妙) | カッターで幅を切り落とせば強制的に使える | 切断面がザラザラして見栄えが悪く、紙クズで部屋が散らかる |
どうですか?「あ、これなら会社の近くの無印で買える!」と思ったあなた、正解です。
ここからは、なぜこれらが代わりになるのか、そしてどうやって使うのがベストなのかを深掘りしていきますね。
なぜ「アレ」が使えるの?トラベラーズノートの絶妙なサイズ感を解説
代用品を選ぶとき、絶対に妥協してはいけないのが「ノートの横幅」です。
トラベラーズノートが世界中で愛されている理由は、あの独特な「スリムな縦長サイズ」にあります。
レギュラーサイズのリフィルは、縦210mm×横110mm。これはA4用紙を三つ折りにした幅より少しだけ広いという、絶妙な黄金比なんです。
普通に売られているA5サイズのノートは横幅が148mmあるので、カバーに挟むと横から約4cmもはみ出してしまい、見た目が最高にダサくなります。
だからこそ、幅が狭い「A5スリム」という規格を選ぶのが鉄則。
セリアなどで売られている「A5スリムノート」は、まさにこの110mm幅を採用していることが多く、トラベラーズノートのために作られたんじゃないかと思うほどピッタリ収まるんですよ。
一方、パスポートサイズ(縦124mm×横89mm)はその名の通り、本物のパスポートと同じ大きさ。
無印良品の「パスポートメモ」は125mm×88mmと、わずか1ミリの誤差しかありません。革カバーのゴムバンドに通したときの収まり具合は、感動すら覚えるレベルです。
【実践】コスパ爆発!コピー用紙でリフィルを自作する簡単3ステップ
「100均に行くのも面倒だ!今すぐ書きたい!」という気合の入ったあなたへ。
家にA4のコピー用紙さえあれば、実は自分でレギュラーサイズのリフィルを錬成できちゃいます。
1. A4コピー用紙を10枚重ねて半分に切る
A4用紙(210mm×297mm)を横向きに置き、カッターで真ん中からスパッと切り落とします。
これで、縦210mm×横148mmのA5サイズの紙が20枚できあがりますね。
2. 横幅を「110mm」に切り落とす
ここが一番の難所であり、最重要ポイント。
重ねたA5用紙の端から38mmの部分を、定規とカッターを使ってザクッと切り落とします。
すると、横幅110mmの「レギュラーサイズ」の紙束が完成!切断面が少しザラついても、それは「手作りの味」という魔法の言葉で片付けましょう。
3. 半分に折って中心を綴じる
あとは横幅を半分(55mm)に折って、中心をホッチキスで留めるだけ。
普通のホッチキスだと届かないので、100均で売っている「中綴じができる回転式ホッチキス」を使うか、紙の下に消しゴムを敷いてホッチキスを開いて上からガチャン!と刺し、裏返して針を指で曲げる「気合い綴じ」で対応可能です。
表紙にクラフト紙を使えば、見た目もグッと本家に近づきますよ。
愛用のカバーを傷める!リフィル代用で絶対にやってはいけないNG行動
いくら代用できるとはいえ、「それだけはやめとけ!」という愛のある警告をしておきますね。
まず、「分厚すぎるノートを無理やりゴムバンドに通す」こと。
100均で300ページ以上ある超極厚ノートを見つけて「これなら一生使えるぞ!」と喜んで挟む人がいますが、これはカバーの寿命を縮めます。
トラベラーズノートの背表紙の穴とゴムバンドには限界があり、あまりに分厚いものを挟むと革が不自然に引っ張られ、最悪の場合、背中の穴から革が裂けてしまうんです。
トラベラーズノートは「薄いリフィルを複数冊持ち歩く」のが粋なスタイル。厚さは本家リフィル(64ページ程度)の2倍くらいまでに留めておくのが無難です。
そしてもう一つ。「サイズがはみ出したままカバンに突っ込む」こと。
幅が広いノートをそのまま挟んで持ち歩くと、はみ出した紙の端がカバンの中でこすれてボロボロに折れ曲がります。
それを見るたびにテンションが下がるので、面倒でも必ずカッターで幅を揃える儀式を行ってください。
【専門知見】やっぱり本家は違う?「MD用紙」が持つ底知れぬ魅力
ここまで代用品を熱く語ってきましたが、僕自身は本家の純正リフィルも愛してやまない人間のひとりです。
なぜ本家のリフィルが数百円するのか。それは使われている「MD用紙(ミドリダイアリー用紙)」という紙のクオリティが異常に高いからです。
万年筆で書いてもインクが裏抜けしない。にじまない。そして、ペン先が紙の上を滑る時の、あの「スラスラ」と「カリカリ」の中間のような心地よい摩擦感。
100均のノートはコスパこそ最強ですが、万年筆や水性インクのペンを使うと、裏のページにインクが染み出して悲惨なことになりがちです。
「ボールペンや鉛筆でラフにメモするなら100均や無印」「万年筆でじっくり日記やイラストを描くなら本家のMD用紙」。
こんな風に、筆記具と用途によって代用品と純正品を使い分けるのが、賢いトラベラーズノート・マスターへの道だと思っちゃいました。
【体験談】深夜のバンコクで絶望!僕が「無印のメモ」に救われた夜のこと
思い返せば、僕が代用品のありがたみを知ったのは、数年前にタイのバンコクを一人旅していた時のことです。
愛用のパスポートサイズのトラベラーズノートに、訪れた屋台の感想やトゥクトゥクの交渉メモをビッシリ書き込んでいたら、旅行の3日目にして全ページを使い切ってしまいました。
「嘘だろ……まだ旅程は半分残ってるのに!」
海外で純正リフィルなんて売っているはずもなく、頭を抱えました。
ホテルの部屋でパラパラと白紙のないノートをめくりながら、あの使い込んだ革のザラザラした手触りを感じていると、無性に「この革カバーのまま旅を続けたい」という衝動が湧き上がってきたんです。
翌日、藁にもすがる思いで立ち寄った現地のショッピングモール。そこにあった「MUJI(無印良品)」の文具コーナーで、僕は奇跡の出会いを果たします。
赤と黒のシンプルな表紙の「パスポートメモ」。
手に取った瞬間、「これだ!」と電流が走りました。
急いでホテルに戻り、革カバーのゴムバンドにパスポートメモを通したときの、あの「ピタッ」と収まる完璧なシンデレラフィット感。
ホテルの薄暗いランプの下で、新しい真っ白なページにペンを走らせたときの安堵感は、今でも鮮明に思い出せます。
あの夜、無印良品のパスポートメモがなかったら、僕のバンコク旅行の後半はスマホのデジタルメモという味気ないものになっていたはずです。代用の知恵は、時に旅の思い出をも救ってくれるんですよ(泣)。
トラベラーズノートのリフィルを代用する際のよくある質問
Q. 複数冊の代用ノートを挟む場合、ゴムバンドはどうすればいい?
純正の連結バンドがなくても、100均で売っている「モビロンバンド(髪の毛を結ぶ透明なポリウレタンゴム)」や、細めのヘアゴムで十分代用可能です。ノートの中心ページを開いて、ゴムで2冊を束ねるように引っ掛ければ綺麗にまとまります。
Q. 100均のノートだと、万年筆のインクは裏抜けしますか?
残念ながら、ほとんどの100均ノートは裏抜けしてしまいます。セリアの「368ページノート」など一部は比較的強いですが、万年筆やスタンプを多用するなら、素直に純正のMD用紙リフィルを買うのが精神衛生上安全です。
Q. パスポートサイズにA6ノートは入りますか?
入りません。A6サイズ(文庫本サイズ:148mm×105mm)は、パスポートサイズ(124mm×89mm)よりふたまわりほど大きいため、上下も左右もカバーから完全にはみ出します。必ず「B7サイズ」に近いものを選んでください。
トラベラーズノートのリフィル代用まとめ
専用のリフィルがなくても、ノートの「横幅」さえ意識すれば、セリアのA5スリムノートや無印良品のパスポートメモで完璧にトラベラーズノートを運用できることがお分かりいただけたでしょうか。
家にあるコピー用紙を切り刻んで自作するのも、DIYの醍醐味があって愛着が湧きますよね。
「あ、ページがない!」と焦った時こそ、身の回りにある紙の可能性を試す大チャンスです。
もし、他にも日常のちょっとした文具や資材の困りごとを解決したいなら、文具・梱包資材の代用まとめなども覗いてみてください。あなたの手帳ライフをより豊かにするハックがきっと見つかるはずです。
さあ、新しい代用リフィルを挟んで、今日もガシガシ書き込んでいきましょう!

