まさかタコ糸がキャンドル芯の代用に?専用品買わずに済む裏技

まさかタコ糸がキャンドル芯の代用に?専用品買わずに済む裏技

せっかくアロマキャンドルを手作りしようと思ったのに、肝心の「芯」を買い忘れてしまった……なんてこと、ありませんか?

手芸店や専門店に行かないと手に入らないと思われがちですが、実は家にある「あのアイテム」で十分に代用できるんです。

ただし、素材選びを間違えると火が点かなかったり、黒い煙が出たりするリスクもあるので注意が必要です。

この記事では、今すぐ使えるキャンドル芯の代用アイデアと、既製品並みに安定して燃焼させるための「ひと手間」を紹介します。

まずは、どの素材が使えるのか、結論から見ていきましょう。

【結論】キャンドル芯の代用は「タコ糸」が最強!

結論から言うと、キャンドル芯の代用として最も優秀なのは「タコ糸」です。

料理や工作で使うあの白い糸ですね。

他にも使えるものはありますが、燃焼の安定性や入手しやすさを比較すると以下のようになります。

代用品名 おすすめ度 特徴・メリット 注意点
タコ糸(綿100%) ◎(推奨) 最も一般的で安定して燃える。太さも調整しやすい。 必ず綿100%を選ぶこと。
刺繍糸 ◯(可) カラーバリエーションがあり、見た目が可愛い。 細いので数本束ねる必要がある。
麻紐 △(微妙) ナチュラルな雰囲気が出る。火力が強め。 ススが出やすく、独特の匂いがすることも。
ティッシュ(こより) △(緊急用) 災害時などの非常用。サラダ油ランプなどに使える。 燃え尽きるのが早く、長時間利用には不向き。
化学繊維の糸 ×(不可) ポリエステルなどは絶対にNG。 溶けて有毒ガスが出る恐れあり。

迷ったら、まずはキッチンの引き出しにある「タコ糸」を探してみてください。

「えっ、そのまま使っていいの?」と思うかもしれませんが、実は「ある加工」をすることで、劇的に使い勝手が向上するんです。

なぜ「キャンドル芯」の代用は綿製品なのか?

キャンドル芯の役割は、溶けたロウ(ワックス)を毛細管現象で吸い上げ、炎に供給し続けることです。

そのため、以下の条件を満たしている必要があります。

  • ロウをよく吸うこと(天然繊維が有利)
  • 燃え尽きずに炭化すること(芯が残り続ける)
  • 有害物質が出ないこと

タコ糸や刺繍糸などの「綿(コットン)100%」素材は、吸水性が高く、燃焼時に嫌な臭いもしないため、キャンドル芯に最適なんですよね。

一方で、ポリエステルなどの化学繊維は、熱で溶けて固まってしまい、ロウを吸い上げるどころか芯自体が消失してしまいます。

だからこそ、「綿素材」であることが絶対条件なのです。

「キャンドル芯」をタコ糸で代用するプロの技

タコ糸をそのまま垂らしても火は点きますが、すぐにフニャッと倒れて消えてしまいがちです。

既製品のような「ピンと立った芯」を作るには、事前の「ロウ引き(コーティング)」が欠かせません。

少しの手間で仕上がりが段違いになるので、ぜひ試してみてください。

手順1:タコ糸をカットする

作りたいキャンドルの高さに合わせて、少し長めにタコ糸をカットします。

細いタコ糸の場合は、2〜3本を「三つ編み」にすると、炎が大きくなり安定しますよ。

手順2:溶かしたロウに浸す

キャンドル用に溶かしたロウ(湯煎したもの)の中に、タコ糸をピンセットなどで沈めます。

糸の芯までロウが染み込むように、数十秒待ちましょう。

気泡がプクプクと出てくれば、空気が抜けてロウが入っていっている証拠です。

手順3:真っ直ぐに伸ばして固める

ロウから取り出し、指やピンセットでピーンと真っ直ぐに伸ばした状態で、クッキングシートなどの上に置きます。

冷えて固まれば、既製品のように「自立するキャンドル芯」の完成です!

この「ロウ引き」をしておくことで、着火した瞬間に芯の周りのロウがすぐに溶け出し、スムーズに燃焼がスタートするんです。

「キャンドル芯」を代用する際の危険な落とし穴

身近なもので代用できるとはいえ、火を扱う以上、安全性には細心の注意が必要です。

化学繊維は絶対NG!

先ほども触れましたが、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は絶対に避けてください。

これらは燃えずに溶けてしまい、黒い煙やプラスチックが焦げたような有毒な臭いを発生させます。

せっかくのアロマキャンドルも台無しですし、健康にも良くありません。

糸のパッケージを確認し、「綿100%」の表記があるか必ずチェックしましょう。

割り箸や竹串は危険かも

「木の芯(ウッドウィック)」の代用として、割り箸や竹串を使おうとする人がいますが、これはおすすめしません。

専用のウッドウィックと違い、ただの木材は乾燥具合や油分の含み方が均一でないため、急に激しく燃え上がったり、爆ぜたりするリスクがあります。

初心者は「糸」での代用から始めるのが無難でしょう。

【体験談】深夜の思いつきで作った「タコ糸キャンドル」の灯火

あれは、以前停電があった夜のことです。

懐中電灯の電池が切れかけていて、「そういえば使いかけのキャンドルと、仏壇用のロウソクがあったな」と思い出しました。

ただ、手持ちのキャンドルホルダーにはサイズが合わず、溶かして作り直すことにしたんです。

そこで直面したのが「芯がない問題」。

元のロウソクから芯を取り出そうとしましたが、ボロボロに崩れてしまい再利用は不可能でした。

「どうしよう…」と焦る中、料理用のタコ糸が目に入ったんです。

最初は横着して、生のタコ糸をそのまま溶けたロウに突っ込んで固めました。

結果は……大失敗。

火を点けた瞬間は明るいのですが、すぐに糸がふにゃりと曲がり、溶けたロウの中に水没して「ジュッ」と消えてしまったんです。

「やっぱり専用品じゃないとダメか」と諦めかけましたが、ネットで調べた「ロウ引き」を試してみることに。

溶けたロウにタコ糸を浸し、割り箸で挟んでスッと引き上げ、真っ直ぐにして冷ます。

指先に伝わる、ロウが固まっていく温かさと硬化する感触。

数分後、針金のようにピンとした芯が出来上がりました。

改めてセットして点火すると、今度は違いました。

ボッという音と共に力強い炎が上がり、糸が倒れることなく、じわじわとロウを吸い上げながら燃え続けてくれたのです。

パチパチという音こそしませんが、タコ糸特有の少し太めの炎が、暗い部屋を暖かく照らしてくれました。

あの時、手間を惜しまずに「ロウ引き」をして本当によかった。

家にあるもので何とかなる、その安堵感と小さな達成感は、既製品を買うだけでは味わえないものかもしれません。

もし、あなたが「本格的にキャンドル作りを趣味にしたい」「プレゼント用に最高の仕上がりを求めたい」と考えているなら、専用のキャンドル芯を用意するのも一つの手です。

専用芯は、燃焼の安定性はもちろん、炎の大きさやススの出にくさまで計算されて作られています。

特に「ウッドウィック」などは、焚き火のようなパチパチ音を楽しめるので、癒やし効果が段違いですよ。

キャンドル芯を代用する際のよくある質問

Q. タコ糸の太さはどれくらいがいいですか?

A. キャンドルの大きさによりますが、直径5〜7cm程度のキャンドルなら、料理用の普通の太さ(1mm前後)を2本よじって使うか、少し太めのものを使うと安定します。細すぎると炎が小さく、消えやすくなります。

Q. ロウ引きは絶対に必要ですか?

A. 必須ではありませんが、強く推奨します。ロウ引きしないと芯が柔らかく倒れやすいため、点火してもすぐにロウに埋もれて消えてしまうことが多いです。成功率を上げるなら、ぜひ行ってください。

キャンドル芯の代用まとめ

キャンドル芯がない時は、以下の代用品を試してみてください。

  • タコ糸(綿100%):最もおすすめ。ロウ引きすると完璧。
  • 刺繍糸:色付きで可愛くしたい時に。綿素材を選ぼう。
  • 麻紐:ワイルドな雰囲気に。ススには注意。

重要なのは「綿素材であること」と「ロウ引き加工をすること」です。

家にあるものを工夫して使う楽しさは、DIYの醍醐味ですよね。

安全に気をつけて、素敵なキャンドルタイムを楽しんでください!

家具・インテリアの代用まとめ:https://hakkenkai.org/life-guide/furniture-interior/