せっかくのおしゃれなトートバッグが、荷物の重みで底が沈んで「くの字」に曲がってしまい、なんだか残念なシルエットに…。そんな経験はありませんか?
専用の底板を買おうと思っても、サイズが合うものが見つからなかったり、意外と高かったりして躊躇してしまいますよね。
実は、100円ショップや家にある身近なアイテムを使えば、驚くほど簡単に、しかもシンデレラフィットする底板を作ることができるんです。
ただし、素材選びを間違えると、バッグの内側を傷つけたり、湿気でカビが生えたりするリスクもあります。
この記事では、バッグの型崩れを防ぐ最強の代用アイデアと、誰でもできる簡単な自作手順を紹介します。
まずは、どの素材がベストなのか、結論から見ていきましょう。
【結論】「バッグ底板」の代用は100均のプラダンが最強!段ボールも加工次第で優秀
結論から言うと、最もおすすめなのは100円ショップで手に入る「プラスチック段ボール(プラダン)」です。無料で済ませたいなら「段ボール」も有力候補ですが、長期使用には向きません。
それぞれの特徴やおすすめ度を以下の表にまとめました。用途や予算に合わせて選んでみてください。
| 代用品名 | おすすめ度 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| プラダン (プラスチック段ボール) |
◎(推奨) | 100均で購入可。軽量で水に強く、加工しやすい。強度も十分。 | 色の選択肢が少ない場合がある。 |
| 段ボール | 〇(可) | 家にあるもので0円作成。強度は高い。 | 水に弱い。虫が湧くリスクあり。布で包む加工が必須。 |
| PPシート (園芸・工作用) |
〇(可) | プラダンより薄くて硬い。しっかりした安定感が出る。 | ハサミで切るのが少し大変。角の処理を念入りに。 |
| 下敷き (文具) |
△(微妙) | 硬さはあるがサイズが合わないことが多い。 | 小さいバッグ限定。加工が難しい。 |
| クリアファイル | ×(不可) | ペラペラで強度が足りない。底板としての機能は果たさない。 | 重ねても柔らかすぎて沈む。 |
なぜ「バッグ底板」の代用はプラダンや段ボールなのか?
バッグの底板に求められる条件は、「重さに耐える強度」と「バッグの形状に合わせられる加工のしやすさ」、そして「軽さ」です。
プラダン(プラスチック段ボール)は、これらの条件をすべて満たすスーパー素材なんですよね。
中空構造になっているため非常に軽く、カッターやハサミで簡単に切れるのに、縦方向の折れに対する強度は抜群です。
しかもプラスチック製なので、雨に濡れたり、ペットボトルの中身がこぼれたりしても、サッと拭くだけでOK。衛生面でも安心です。
一方、段ボールは、圧倒的な入手しやすさと強度が魅力です。
厚みのある段ボールなら、重い本やパソコンを入れてもしっかり支えてくれます。
ただし、そのままでは「見た目が悪い」「水に弱い」「虫が好む」という欠点があるため、布やリメイクシートで包んで使うのが前提となります。
「バッグ底板」をプラダン等で代用・自作する具体的な手順
では、実際にプラダンや段ボールを使って、あなたのバッグにぴったりの底板を作る方法を解説します。所要時間はわずか10分ほどです。
1. 採寸と型取り
まず、バッグの底のサイズを測ります。メジャーで内寸(内側の縦×横)を測るのが基本ですが、もっと簡単な方法があります。
チラシや新聞紙をバッグの底に敷き詰め、指で隅をなぞって型を取るのです。この型紙を元にすれば、複雑な形のバッグでも失敗しません。
2. カットする(少し小さめに!)
型紙に合わせてプラダンや段ボールをカットします。
ここでのポイントは、型紙よりも2〜3mmほど小さく切ることです。
ピッタリすぎると、バッグに入れたときに生地が突っ張ってしまい、逆に見栄えが悪くなります。「少し余裕があるくらい」がベストです。
3. 角を丸くする(超重要)
四隅の角(カド)をハサミで丸くカットします。
これを忘れると、尖った角がバッグの内布を突き破ったり、傷つけたりする原因になります。10円玉などを当てて線を引くと綺麗に丸くできますよ。
4. 仕上げ(布で包むなど)
プラダンのままでも使えますが、滑りやすい場合や見た目が気になる場合は、余っている布や100均のフェルトで包むと完成度が上がります。
段ボールの場合は、必ずガムテープやリメイクシートで全体を覆い、湿気や虫の侵入を防いでください。
「バッグ底板」を代用する際の注意点とバッグを傷めないコツ
自作底板は便利ですが、いくつか注意点もあります。
まず、素材の硬さと厚みに注意してください。
あまりに硬すぎる素材(アクリル板など)や、厚すぎる段ボールを使うと、バッグの柔軟性が損なわれ、体に当たった時に痛かったり、バッグの四隅が擦り切れたりする原因になります。
また、段ボールを長期使用する場合は「カビ」と「虫」のリスクを頭に入れておきましょう。
段ボールは湿気を吸いやすく、ゴキブリなどの害虫が卵を産み付ける場所としても好まれます。
「とりあえず段ボールで」と作ったものを何年も使い続けるのは衛生的におすすめしません。定期的に交換するか、早めにプラダンへ移行しましょう。
お気に入りのトートが「くの字」に…自作底板で復活させた僕の体験談
以前、奮発して買ったキャンバス地の大きなトートバッグ。デザインは最高なのですが、荷物を入れると底が沈んでしまい、だらしない見た目になるのが悩みでした。
「せっかくのブランドバッグなのに、これじゃ台無しだ…」
街中のショーウィンドウに映る自分の姿を見るたび、バッグが「くの字」に折れ曲がっているのが気になって仕方ありません。
そこで、ネット通販で専用の底板を探したのですが、僕のバッグは底が正方形に近い特殊な形状。既製品ではサイズが合うものが全く見つかりませんでした。
「ないなら作るしかない」
そう決意し、近所のダイソーへ。工作コーナーで見つけた「プラダン(黒)」を購入しました。
帰宅後、さっそくバッグの底にA4用紙を敷いて型を取り、カッターで切り出します。作業は驚くほどスムーズで、ものの5分で切り出し完了。
角を丁寧に丸め、恐る恐るバッグの底にセットしてみると…
「おおっ!立った!」
今までクタッとしていたバッグが、まるで背筋が伸びたようにシャキッと自立したのです。荷物を入れて持ち上げても、底は真っ直ぐなまま。
翌日、そのバッグで出かけると、いつもより足取りが軽く感じました。数百円の投資と少しの手間で、お気に入りのバッグが新品のように生まれ変わった感動は今でも忘れられません。
それ以来、新しいバッグを買うたびに、まずはプラダンで底板を作るのが僕の儀式になっています。
「バッグ底板」を代用する際のよくある質問
Q. プラダンの強度が心配です。重いものを入れても大丈夫?
A3サイズ程度の一般的なトートバッグなら、プラダン1枚でも十分な強度があります。もしパソコンなど極端に重いものを入れる場合は、プラダンの「目(波模様)」が縦横交互になるように2枚重ねて貼り合わせると、強度が劇的にアップします。
Q. 100均の「まな板シート」は代用できますか?
薄手のカッティングボードやまな板シートも代用可能です。プラダンよりも薄くてしなやかなので、小さめのバッグや柔らかいバッグに向いています。ただし、サイズが小さいものが多いので、大きなバッグには不向きです。
Q. 底板がバッグの中で滑って動いてしまいます。
底板の裏面(バッグの底に接する面)に、滑り止めシートを小さく切って貼り付けると安定します。また、底板を布(フェルトなど)で包むだけでも摩擦が生まれ、ズレにくくなりますよ。
「バッグ底板」の代用まとめ
バッグの底板がない時は、以下のアイテムで代用・自作が可能です。
- プラダン(100均):最強の代用品。軽くて丈夫、加工も簡単。
- 段ボール:0円で即席対応可能。長期使用には不向き。
- PPシート・まな板シート:サイズが合えば有力な選択肢。
型崩れしたバッグは、見た目が悪いだけでなく、荷物が中でぐちゃぐちゃになり使い勝手も悪くなります。
家にある段ボールや100均アイテムを使って底板を一枚入れるだけで、あなたのバッグは見違えるほど使いやすく、美しくなりますよ。
もし、他にも裁縫道具や衣類ケア用品の代用に困っているなら、以下のまとめページもチェックしてみてくださいね。

