基準型学習会は、理論学習と日記指導を取り入れた生活の発見会オリジナルの森田療法理論の学習会です。
東京と大阪では定期的に行われています。
※準基準型学習会は、その他の地域で不定期に行われる短縮型の学習会です。
<受講期間> 毎週土曜日 12週間 / ※準基準型は9週間
<募集定員> 15名
<受講料> 25,000円 / ※準基準型は20,000円
<対象者> 発見会会員(必須)
<学習内容> 講師と受講生によるグループでの理論学習・体験交流、日記指導、中間まとめ、最終まとめ
<申込み> 開催月の3ヶ月前(2ヶ月前)に、ホームページのお知らせ欄や機関誌「生活の発見」に
募集告知が掲載されますので、そちらをご確認ください
東京 4月~6月
大阪 5月~7月
『改定版(A)・森田理論学習の要点』に沿って、学習します。
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~自己紹介・オリエンテーション~
◆ 神経症の成り立ち
神経症を克服するためには、その成り立ちを理解することが必要です。
この単元では、そのメカニズムを学びます。
◆ 神経質の性格特徴
「神経症」の原因は、先天的素質だけではなく、養育や環境的要因だけでもなく、精神的外傷だけでもありません。
これらが組み合わさって、起こってくるものです。
この単元では、神経症になる「素質」の部分と「神経質性格」について考えます。
◆ 感情の法則
森田療法は「感情」に対する取り組みを重視しています。
感情は自然現象で、一定の法則に従って流れているものであることを理解します。
◆ 欲望と不安
ここでは、神経症の症状のもととなって私たちを悩ませる不安・恐怖という心理と、その背後にある欲望との関係について考えます。
~中間まとめ~
◆ 行動の原則
神経症にとらわれているとき、心はいつも自分の不安や心配を中心に堂々めぐりをしています。
その悪循環を断ち切るために、森田療法は心を外に向けるテクニックを用います。
◆「あるがまま」と「純な心」
森田療法の中心的な概念である「あるがまま」と「純な心」。
この二つを感情という側面からとらえていきます。
◆ 治るとはどういうことか
森田療法で「治る」とは、「症状からの回復・解放」だけでなく、広い意味での「神経質者(人間)としての成長」でもあります。
「治る」過程に、「他者に手を差し伸べる」行為が大きくかかわっていることを学びます。
~最終まとめ~